アタシは見てしまった。








「心配かけてごめん……。」


光汰が心配してくれてる中


あたしは一星や一花の事ばかり…………。


ただひたすら恋のことを考えてたなんて

馬鹿過ぎて恥ずかしかった。




「………ん、もう大丈夫だから。


早くこれ全部食べて学校来なよ?」


抱き締めていた手をゆっくり離すと


袋から食べ物と飲み物を出し


あたしに差し出してきた。




「ほんとありがとう。光汰」





「うげ、いつもの奈々らしくなくて

気持ちわるー!」


最後はいつもらしい光汰の姿が見れて


……………安心した。