アタシは見てしまった。





目を開けるとお母さんとお父さんがいて

その横に一星と一花と

美代子ちゃんが立っていた。



「お母さんのこと覚えてる?大丈夫?」


記憶喪失かと思ったのか心配そうに

お母さんはあたしを見つめた。



「………………………………………。」



もちろんみんな覚えていたけど

話す気が起こらなくて無言でいた。


「え、覚えてないの?嘘でしょ!?奈々!!」


‥‥‥‥‥‥頭に響く‥‥‥‥‥うるさい………。



「ん。覚えてる。みんな覚えてるから

とりあえず一人にさせてもらっていい?」






そういうとみんなが苦しそうな顔をして

下を向いて出ていった。