「お祖母さん、なんて大きな耳をしてるの?」 「それは、よりしっかり聞こえるようにさ」 「お祖母さん、なんて大きな目をしてるの?」 「それは、よりよく見えるようにさ」 紅ずきんは、背中から伝わるお祖母さんの気配に怯えながらある決心をしました “コロサレルマエニ、コロシテシマオウ” 紅ずきんは戸棚の方に目を向けました そこには大きな包丁があることを見ていたからです そして紅ずきんは最後の質問をしました 「お祖母さん、なんでそんな大きくて黒い歯をしてるの?」