「それだけは、海にはなにもしないでください」 「だめだ!俺はもう決めた!」 「な、なら私を、私を殺してください!海が死ぬより全然ましです!」 海のため… 親とはこういうもの… 自分に言い聞かせた。 「いい度胸だな。わかった。今すぐ虹色橋の下までこい!じゃあな。待ってるぞ」 ぷーぷーぷーぷーぷー 虹色橋… あそこは、人通りも少ない… でもあそこはよく海と行った場所…