(爛、私に少し勇気を分けて……) 爛『ありすなら、出来る。そうだろ』 (うん。ありがとう、爛) ありすは閉じていた瞳をゆっくりと開いた。 そして、晃の瞳をジッと見つめる。 逸らすわけにはいかないと…… 晃もありすの瞳をジッと見つめ返した。