アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~








(爛、私に少し勇気を分けて……)





爛『ありすなら、出来る。そうだろ』





(うん。ありがとう、爛)




ありすは閉じていた瞳をゆっくりと開いた。







そして、晃の瞳をジッと見つめる。



逸らすわけにはいかないと……





晃もありすの瞳をジッと見つめ返した。