(優しいんだね………) 彼の新しい一面を発見し、ありすは無意識の内に心の中で呟いていた。 そして、再び歩き出す。 ありすはその人物の後ろを付いて行く。 歩いて行くと商店街に差し掛かり、次の試練(?)がやってきました。 道の先で泣いている子ども。 容疑者はその子どもを見つけると駆けて行った。 ありすはいきなり走り出したことに驚きつつも、距離を空け付いて行く。