「晃くん。何で、ここに?」 晃「ん?あそこだと、人が多かったからねー」 「そっか………」 そこで会話は途切れてしまう。 風がありすの髪の毛を靡かせる。 晃は空を仰いでいる。 ありすもそれに習って、空を仰ぐ。 そこには憎たらしいほどの青空が広がっています。 晃「はあー……」 晃が大きく息を吐く。