薫「ダイヤ居る~?」 教室に入った瞬間、薫子が声を上げました。 その声を聞き、そこに居る生徒たちが一斉に二人のほうを振り返りました。 女子たちは、隣のクラスで着替えているので、 ありすたちのクラスとなる教室には男子しか居ません。 晃「誰?………って、あーちゃん!!!??」 晃は名前を呼ばれ、声の聞こえてきたほうに顔を向けるといきなり叫びました。 それは、何故か。 薫子の隣に居る、ありすに気付いたからです。