晃「何か、あった?」 「………………」 晃「オレには言えない?」 「あ、あの………」 ありすは視線を泳がす。 それは、何故か。 晃の顔が近すぎるせいです。 背を屈め、ありすを見ているため必然的に視線が合わさる。 あと少し、顔を動かせば唇がぶつかってしまうほど近い距離。