?「俺との約束は忘れてくれ…… お前は約束に縛られる必要はないんだ………」 「………約束?」 ?「ああ。約束。あれはもう、無効だ」 そう言った影は、顔は見えないけれど、笑ったようでした。 しかし、その笑みは恐らく無理に作ったのでしょう。 声が、微かに震えていたのですから。 ?「居るんだろ?お前の心には………」 影はそう言うと、ありすの体から離れました。 そして、その影が宙を浮き始めたのです。