薫「何から聞いたらいいのかな?んー……」 「……………」 (私は……どうしたらいいの………?) 薫子は顎に手を当て、考える素振りを見せている。 その行為すら優雅に見えるのは、目の錯覚ではないでしょう。 ありすはジュースを片手にそんな薫子を眺めていた。 薫「あ、そうだ!!!」 薫子は何かを思いついたのか、手を叩いた。 その音に辺りが静まり返る。