?「本当はもっと、早くやりたかったんだけど…… あなたの近くにはいつもダイヤが居たでしょう? だから、こんな遅くなっちゃったのよ」 「あなたのための歓迎会だよ」 一人の女子生徒が紙コップを手にありすに近付いてきた。 それを差し出すと、ありすは戸惑いながらもそれを受け取った。 「何飲む?オレンジジュースとかいろいろあるよ」 「じゃ、じゃあ……オレンジジュースで………」 ありすがそういうと、オレンジジュースをありすの持つ紙コップに注いだ。