ふたりして黙ったまま小高い丘からの景色を見つめる。 そんな言葉のないふたりの間に心地良い風が吹く。 気持ちいいなあ、 なんてそんなこと思ったら。 …なんか、 もういっか。 そういうの、 どうでもいっか。 彼が私のこと、 知ってようが、 いまいが。 私が彼のこと、 今以上知ったところで、 だからそれがなんだ? どうなるんだ? 彼が話してくれたらそのときで。 だから今は今のまんまでいいじゃん、 別に。 真剣に考えるのって性に合ってない。 やーめた。 そして 私はふと気づいた。 あれ…?