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昼休み。
中村くんが何も昼食を用意してないという事で、
食堂に行って食べることになったんだけど。
あー、なんか緊張するなあ。
午前授業終わりのチャイムが鳴ると同時に、
またまた飛び上がりそうになる程にびっくりする!
「うわっっっ!!」
ドキドキしながらそっと中村くんを見る。
教科書を静かに片付け中…ですか…。
な、なんかさ、
もしかしたら彼は私のこと、
好きだったり、
するのかな?
…なんて思ったりもしたけどそんなでもないか。
このあまりにも冷静すぎる姿見てたら。
だいたいね。
やっぱ、
そんなの、
ありえないって。

