明日もいつも通りに、会いましょう。



「『ひとりは寂しい』、
…そういう認識は俺の中からは欠如してるんだろうな。
縁のない言葉だからはじめからないもの、
としているのかもしれない」


「???」


あの…?

彼のわけのわからない言葉にアタシの頭の中は「?」ばっか。


っていうか、

さっきのアタシの質問、
答えてもらってないんだけど?



彼の言葉の続きを待ってみるけど、
じっとアタシを見たまま、
もう何も言わない。


えーっと、
説明ないのかなー?
無視されたのかなー?


それより、
じっと見ないでほしい。

ちょっと?
あの、照れるんですけど?


静かになっていた心臓がまたざわざわ、
騒ぎ出す。