「あ…」
さっきまでのみんなの俺に対する視線は親愛のこもったものだったのに。
一瞬でそれは疑心に変わる。
「え…?」
「な、なんだよ…」
「怖ーい、サイテー」
「せっかく誘ってんのに」
口々にみんなが言う小さな声が聞こえる。
しまった、
そう思ってももうどうしようもない。
俺はうつむいたまま顔を上げられない。
そして、
それ以来、
学校では誰とも話すこともなく、
成績優秀、スポーツ万能、
と言われながらも。
ひととは触れ合おうとしない冷淡な、
そして孤高な奴。
そう言われるようになった。
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