明日もいつも通りに、会いましょう。




学校に通い始めて数日、

特に誰からも疑われることもなく
日々を過ごしていた。



大丈夫、
大丈夫と自分に言い聞かせながら。


自信をもっていたけれど。



正直、
自分の言動のどこかから本当の自分が知られてしまうかもしれない、

と怯えていたのも事実だった。





そんなある日の放課後、

クラス委員長から声をかけられた。



「中村、近いうちで空いている日、
ないか?」


明るく屈託のない笑顔。



たぶん、
性格的にもクラスのみんなから信頼され、
好かれる人物だろうと思う。



「空いてる日?」


「歓迎会しようかと思って…」