明日もいつも通りに、会いましょう。


あー…………。


この状況のせいか、
ついさっきまでの出来事が、

すごく遠いところの出来事に思えてしまう。



なにも答えない私に彼女はくすっと笑う。


「そうです、
なんて言い難いわよね?
いいのよ?
変わってるって言ってくれても。
だって和彦はひとであってひとでないんだから…」



え…?


今、さらっとなんかすごいこと言わなかった?



ひとであってひとじゃないって…。

どういう意味?



なんか、
そんなふうに言われたら。


今の状況と合わせても…。


ロクでもない事しか、
浮かんでこない。



そして
自分の手のひらが震え、
汗でじとっとしてきているのがわかった。


自分の心臓がさっきよりも、
どきどきと鳴っているのがわかった。