本当はその続き、 彼は一体どうしたのだ? と聞きたかったけど。 今のだいたいの雰囲気でよくないってことくらいはわかるから、 なんとなく聞けなかった。 「なに?」 「いえ、スミマセン…」 「あの子、ちょっと変わったところ、 あるでしょう?」 少しして彼女は天井を見上げながら話しはじめる。 ちょっと? 変わったところ? いえいえ、 ちょっとどころじゃないですよ。 おまけにいつも私をどきどきさせるんです。 でもそれもまた彼の魅力なんですけどね。 …なんてね。