でも。 どうしてそんなこと、 中村くんはわからなかったのだろう。 「好き」 と 「食べたい」 うーん、 もしかして恋愛超初心者は私だけではなかったってこと? 彼も実は超初心者でー…みたいな? しかも私よりも超ウルトラスペシャル的な。 「違うよ、 そうじゃない」 「え?」 「最初に認識させられたことと合致しなかったから」 どういうこと? 意味わからんのですけど? 「認識させられたって…?」 彼は腕を解き私と向かい合わせになる。 そして寂しそうに笑う。