明日もいつも通りに、会いましょう。



彼のその言葉に私の脳裏に蘇る、

制服に着替えに行く途中で聞かれた、

あの女子生徒たち。



今度はその告白場面が詳しく話されるのかと思い、
どきどきした。



「彼女は俺のことが好きだって言ったから…。
確かめるチャンスだと思って,
食べたいものを聞いたんだ」



へ?
なにそれ?


なに、
聞いてんの?



「そんなこと聞いたの?
不思議がられなかった?」



「ああ。
で、彼女はケーキだって答えて…。
それで俺とケーキとどっち食べたい?
って聞いたら。
今度は逆にどうしてそんなこと聞くのか?
って言われた」




うーん…。

いや、普通はそうでしょ。


告ってんのに食べ物の話とか有り得ないないでしょ。



「それでも教えてほしいって言ったら。
彼女は結局は食べるのだから、
それはケーキだって答えた」



意味がわからない、
と言う風に中村くんは首を振る。