明日もいつも通りに、会いましょう。


「えっと、ね。
それは、その、そんな深い意味はなくて…。
ほら、中村くんって勉強もできるし、
体育だって…」



「ありがとう」


私の言葉を遮り、
彼は静かに答える。



「あ…うん」

うつむき答える私。




――そして少しの沈黙。


うー、やだ、
なんかドキドキしてきた。


えっと、こういう場合、
何か話したほうがいいよね。

なにか、なにか。


「そうだ!中村くん、
それよりわからないことってさっき、
言ってたけど…。
ここに来て結局わかった?」


私の言葉に中村くんは苦笑して首を左右に振る。


あ、そっか。
わからなかったのか…。