明日もいつも通りに、会いましょう。


「でも変だと思わない?
だってみんなそう思ってるのに…、
どうしてアンタたちの仲、
進展してないの?」



私にもワカリマセンよ、
そんなこと。


わかったらとっとと付き合って、
激甘なふたりやってますから。


あー。
……なんか、虚し。




「ねえ、ケーコ…?」



由美子が机の上に置いてあった指揮棒を手に取り、
振りながら私にゆっくりと近づいてくる。


な、なんでしょうか…ね?




そして私の耳元で小さな声で言った。


「いっそ、ケーコから告っちゃえば?
それが手っ取り早いよ?」



は?

えええええっ?


私はガバッと彼女の方に振り向く。


「そ、そ、そんなの…」



「できるわけないって?
でもこれだけみんなもケーコと中村くんのこと、
知ってんだからきっと大丈夫だと思うんだけどなー」