「そう…」
一言だけ答えてじっと私を見る。
え…と?
………。
………。
う。
今までも何回もこんな状態あったけど。
なんか、
今回、
ちょっと、
長くね?
「あのー………?」
思い切って話しかける。
「うん、
わかった。
クラブあるのに時間取らせて悪い。
もういいから」
そう言って中村くんは席を立つ。
へ?
「あれ?
中村くん!」
「なに?」
「話は…?」
「うん、もう終わったから」
私の頭の中にたくさんの
「?」
が次々と生まれる。
「終わった?
終わったって?」
「ヒロコはウソついてないし。
となると俺の認識不足だと思う」
そう言って彼は食堂から出て行った。
……そして、
私、ひとり、
意味もわからないまま
ポツーン。

