明日もいつも通りに、会いましょう。


「そーんなこと言っても
いいんですかねー?」


今度は違う声。

由美子だ。


「由美子!」


由美子と入れ替わりで、
中村くんは自分の席へと向かう。


「……ケーコ、ありがとう。
佐々木先輩から全部、聞いた」



そして席に着いた中村くんの方に視線を向けて、


「中村くんにも…」


そう言って笑った。



私は思ってること、
全部、由美子に伝えたくて必死になって喋り始める。



「…ねえ、どうして話してくれなかったの?
私ってそんな頼りにならない?
まあ、そりゃ、由美子のほうがずっと
しっかりしてるけど…」


でもだんだん私の声が小さくなる。

違う。

でもちゃんと由美子に言っておかなくちゃ!


「でも!
ちゃんと頼ってよ!
友だちなんだから、
だから遠慮なんかいらないんだから!」