「ねえ…、 由美子?」 私はふと思い出し彼女に話しかける。 「んー? なにー?」 「さっきおばさんが言ってたさあー」 「何、言ってたっけ?」 反対ホームに電車が入り風がごおっと吹く。 「……って話!」 「え?聞こえなーい!」 電車のせいで私の話し声が彼女に伝わらない。 まあいっか。 さっきの風景画の話。 いつもいろいろしてもらってるから、 私たちであの場所、 調べられたらなって思ったんだけど。