「順番? なにそれ?」 また、 わかってしまった? っていうか、 中村くんには順番とかそういうの、 どうでもいいわけ? いや、それ以前の問題か? 彼はゆっくりと私に近づいてくる。 あー、もういいや! 中村くんがいいなら構わない! 伊藤 啓子、 緊張の一瞬です! 「ヒロコ…」 そう呼ばれただけで体中に電気がビリビリと走る感覚。 「大丈夫、だから…」 その言葉に私はそっと目を閉じる。 ………。