「俺、ヒロコのこと、 食べたいって思ってるんです」 た…た、た、た、 食べたいって?! またそのセリフですか! 私はびっくりして持っていたグラスに入った水をこぼしそうになる。 中村くんは平然とした顔をしている。 「でもヒロコは唐揚げや親子丼、 チョコレートやここのお店のものが食べたいようだけど」 へ? ちょっと待ってよ。 そんな言われると私ってすごく食い意地張ってるってことじゃない。 そりゃ、 まあ、 今言ったもの、 全部好きだけど、さ。