「んー……」 もぐもぐ。 「美味しいーっ!」 普通に食べても美味しいのに空腹も手伝ってか、 いつも以上に美味しく感じる。 思わず出た声とともに満足そうな顔してる私を見て、 中村くんは笑う。 「なっなにが…おかし…いの…」 「だってホラ、 あれと一緒じゃん」 彼の指差す方向を見ると、 …木の枝に小鳥の巣? 親鳥が運ぶ餌を必死になって、 小さな羽をパタパタさせながら食べるヒナの姿が見えた。