そしてヒロが江梨を抱いてきた。

『……!』

江梨はヒロを突き飛ばし、離れた。

「どうしたの?」

『ヒロちゃん……』

「何?」

『浮気してるわね』

「してないよ!どうしてそんな事言うの?」

『今使ったテクも誰かに教わって、仕込まれたんでしょう!
いつもと全く違うし、慣れてるわ!』

「本で勉強したんだよ!」

『いいえ!絶対に違う!
離して!私に触らないで!』