「何で見るの」
「きーたん、僕に嘘つくんだね。泣いたのなんてすぐわかっちゃうのにね」
「……バレたか。実は昨日、夜遅くまでドラマを見ていたんだよねー」
「ドラマ見ないくせに」
「……ゲームを」
「ゲーム持ってないでしょ」
「……パソコン」
「機会音痴が。黙りなさい」
ことごとく道をふさがれた私に残っているのは正直に話す道しかなかった。
要ちゃんに威圧され、私はゆっくりと昨日の出来事について話していった。
「____と、いう訳なのです、要ちゃん。どうしましょうねぇ」
気の抜けたように笑って話を終えると、要ちゃんは黙って私の手を掴んで、一緒に家の外に出た。

