《俺様的》彼女の手なずけ方

「山猿パンチをお見舞いするわよ」



「望むところだ。問題児らしく、停学になるぐらいのことしちゃうけどいい?」



イジワルな笑みであたしを翻弄する。



「…もう、面倒見きれない。あたしはもういなくなるの。セナくんは、これからひとりで頑張って」



右側のドアから車を降りると、セナくんを残して学園の校舎へと向かった。



セナくんは追いかけてこなかった。



悪ふざけが過ぎるよ…。



あたしは、ナルと行くんだから。



子供の相手なんて、してられないの。



教育係ももう引退だね。