《俺様的》彼女の手なずけ方

会えなかった時間を埋めるように、何度もキスを交わす。



いつの間にか学園に到着していて、運転手さんの申し訳なさそうな声で我に返った。



「ナル様、学園に到着致しました」



「わかった」



先に降りたナルは、あたしとセナくんを残して学園の中へと姿を消した。



「あー、やんなるな」



「いっ、いつから起きてたの!?」



セナくんが、じろりとあたしを見ている。



「途中から。チュッチュッうるせーっつの」



見られてた!?



恥ずかしい~っ。



「俺ともして」



隣の席に座っているセナくんに、強引に押し倒されそうになる。



「バカ!大人をからかうんじゃないの」



「大人って、大して年齢差ないじゃん。それに俺より背ぇ低いくせして」



それを言われると辛いけど、納得するわけにもいかない。