《俺様的》彼女の手なずけ方

「結局、こうなるんだ?」



「おうちデート、これが一番したかった」



あたしの要望を聞くって言いながら、結局はナルのペース。



マンションの最上階の、ナルの部屋へと向かった。



そういえば、ここで…最後の夜を過ごしたんだよね。



色々、思い過ごしていたのが、今となっては恥ずかしい。



「なに、もじもじしてんだよ。入ってくれば」



慣れた手つきで部屋に入ると、部屋の中からあたしを促す。