《俺様的》彼女の手なずけ方

あたしはもちろん、誰もなにも言葉を発しない。



すると赤い髪のヤンキーは、また男の子の方を向いた。



そして赤い髪の男の子の隣に立っている、



あたしたちに背を向けている、茶髪で背が高い男の子に話しかけた。



「どうしますか、コイツの処分」



「お前に任せる」







そして、その茶髪の男の子の横顔を見て…



あたしは、さらに驚いた。