《俺様的》彼女の手なずけ方

ナルは、制服から私服に着替えていて、



シンプルな黒のシャツにカーゴパンツといったラフな服装。




制服のナルしか見たことがないあたしは、心なしかドキッとしていた。




イケメンは、なにを着てても似合うなんて、




ちょっとだけ思ってしまう。










「ねぇっ、ナル!?」


あたしが声をかけると、ナルは少しだけ微笑む。


…えっ、なに?


今までナルのイジワルそうな顔は何度も見たけど、微笑みは初めてかも。


そして、指を自分の方に向けて合図する。


えっ…中にはいれって?


どどっ…どうしよう。


迷ってる間に部屋の扉が開き、扉の隙間から、広々とした室内が見えてくる。