「わかった……ありがと弥冬」 制服の裾で涙を拭った 蓮佳の顔はスッキリしていた。 「放課後先輩と話してくるね」 「ちゃんと仲直りするんだよ?」 「うん」 「おい、二人ともそれくらいでもう良いか?授業始まってるからな?」 話が落ち着いたとき あたしの横には先生がいた。 周りの人達は ザワザワしながらさっきの続きで 紙を書いていた。