「今は忙しいんだよ」 「おにぎり食べるだけじゃん」 「その手間も今は惜しいんだよ」 土方さんは私の方を見ずにそう告げる。 この頑固男…。 私はへたれることなく、何度も彼を休ます為に説得した。 「休んでよ」 書き物との視界を遮るように顔を彼の前に出す。 「無理だ」 彼は邪魔だと言わんばかりに私の顔を避けた。