「こんなに予兆があんのに、気付かんかったんか?」 全っ然気付かなかった。 すると、土方さんは私のお腹に触れて来た。 私もはっと我に返るとお腹の方に視線を向け、彼の手に自分のそれを重ねる。 「此処に俺の…、俺達の子供がいるのか?」 胎動は聞こえないが、これだけの予兆があれば確かだと思う。 私は嬉しさで涙が零れそうになる。