「ったく、こっちの気も知らないで…」 すると、土方さんはモゾモゾと動き、体勢を変えた。 変えられた体勢は何故か、私を組み敷くような形だった。 真っすぐと私の瞳を覗き込んで来る彼の瞳。 私も逸らさずにじっとその瞳を見つめ返す。 「もし、あのまま俺が記憶を失っていたらお前はどうする?」 「多分、どうにかしてでも思い出させたと思う…」 私の返答に、土方さんは苦笑を漏らす。