私は身体を丸め、両手で顔を覆う。 「私は土方さんが好きなんだよ…。誰よりも土方さんが好きなんだ…」 もう自棄だ…。 私を知っている彼は今、此処にはもういない。 だったら、今の土方さんにどんな風に思われても構わない。 今はもう、名前を呼ばれることも温もりを感じることも出来ないのだから――…。