穏やかに眠る彼…。 私のせいで怪我を負った頭にはまだ白い包帯が巻かれいて、痛々しかった。 「土方さん…」 布団の上に出された手を両手で包むように握ると、それを頬に当てた。 私によく触れていた手…。 記憶を失ってからは全然触れられてない。 「早く…、早く私を思い出して…」 そして、この手で私に触れて欲しい。