「今日は急にすみません。ありがとうございました」 食事を終え、リビングで終聖はママとパパに頭を下げた。 「いいのよー」とママは笑う。 「今日は泊まっていきなさい」とパパも笑う。 「……ありがとうございます。あの、おじさんおばさん」 「なぁに?」 「卒業したら、羽衣子をすぐ迎えにきます」 終聖が真剣な瞳でそう言った。 ……え――。