「……大人になっちゃった」 終聖の腕枕 シーツの隙間から終聖を見た 「たぶん今までで一番幸せなクリスマスだったよ」 「え?」 「人生のなかでクリスマスにいいことが起こったことなんかなかったから」 サラッとあたしの前髪を触る その手がいつになく優しい 「ずっと俺のものでいろよ」 それなのに俺様口調は変わらない そんな終聖にあたしはこれからもずっと振り回されるのかな 「もちろん。あたしは終聖のものだよ」