「……したくないよ」 「…本当にそう思ってる?」 「思ってる。だから行けない」 唇を噛みしめる 悔しいのかホッとしてるのか自分でもわからない 「…そっか」 「おい、そろそろ時間じゃん」 「――…そうだな、じゃあこれ」 手のなかになにか紙が押し当てられた