「い、いやちょっと待って!」
まだ朝だよ、朝
「わからないんだろ?だから思い出させてあげるから」
思い出させて…!?
そんなの
「むむ、無理っ!!」
恥ずかしくて死んじゃうよ!
「―――ぷっ」
「ぷ?」
漏れた笑い声に顔を上げる
「冗談だよ羽衣子。まさか本気にした?」
は?
目が点リターン
―――やられた
「っ馬鹿終聖!」
「勘違いしてる羽衣子が可愛くてつい」
「ついじゃないっ」
ポカッと終聖の体にパンチを入れる
こんなんじゃびくともしないんだけど
「ばかぁ。」
「ごめんって」
ポンッと頭の上に手が乗った
「キス以外はなにもしてないから安心して」
えっ…?
「しゅう、」
「じゃあ先行ってるから。」
軽いジャンプでベットを降り、部屋を出て行く終聖
キスしかしなかったから安心して…?
それって一体
「どういう意味?」
あたしは起きていた体をもう一度ベットに沈めた

