そこでぷつりと記憶は途切れ、あたしは静かに意識を手放した
ふわふわふわふわ
空を飛んでるような
羽毛に埋もれてるような
夢見心地な感覚
あれ、あたし――…
「起きた?」
「………っわ!」
目を開けると終聖のどあっぷ
聞いてないなんでいきなり…っ
「な、なんでっ…」
ドキドキうるさい胸を押さえる
「なんでって…」
「…っ!?」
指先があたしの首筋を掠める
「わからない?」
甘い笑顔の終聖
「え、え、えっと…」
わからない、って
たいして動かない頭をフル回転させる
でもでも…
「わからないよ…」
終聖の甘いキスを受けてたことまでは覚えてる
でもその先は――…
「じゃあその続き、しようか」
―――えっ?

