あたしの甘ーい幼なじみ




だから相手のことを気にかけて行動に移せなくなる

あたしも清瀬くんとのときそうだったから


「そう、なのかな」


「そうだよー。だから、自分の気持ちに素直になって」


じゃなきゃ後悔するから


「――うん、そうだね。ありがとう羽衣子。あたしがんばるよ」


「ううん。がんばってね。」


「じゃあさっそく大川くんのとこ行ってくる」


「うん!」



よし、と拳を握り教室を出て行った和美ちゃんを見送る

たくさん悩んで考えて
やっぱり恋する女の子って強いな




「あ、飛行機雲」



窓の外には青空に広がる綺麗な飛行機雲


終聖、見てるかな

今日もまた部屋に残してきた終聖を思うと、胸が痛む



1日だけなのに
朝、顔を見てきたのに
同じ家に住んでるんだから帰ればまた会えるのに


―――会いたい




この飛行機雲を終聖と一緒に見たかったな



そう思ってしまうあたしはちゃんと終聖に恋してるんだ


終聖も―――…


終聖も同じ気持ちだといいな