あたしの甘ーい幼なじみ



「もしかして、なにかされた?」


「えっ、ううんなにもっ!」



鋭い!和美ちゃん鋭いです!




「ならいいけど。」


セーフ!


ライアンくんがあたしを助けてくれてから、昨日のことが嘘のように女の子達から陰口を言われることは無くなった

無くなってた上履きも返ってきた


平和な毎日がまた始まる
――はずだった




「ふぁぁぁ」


「こら結城、あくびするな!」


「っす、すいません。」



暖かい日差しが、まだ朝なのにあたしの眠気を誘う


ポカポカ、ポカポカ

夏と秋の変わり目なのかなーなんて

平和だ
なにもなく平和



というよりいろんなことが昨日ありすぎちゃっただけなんだけど


それにしてもライアンくん留学生だったんだ


なにを勉強するために来たんだろ

日本の文化とかかな?



というか留学生ってことは頭いい…?


ガックリ




どうしてこうもあたしの周りには頭いい人たちが集まるのかな




「――じゃ、今日の授業はここまでー」


「起ー立」



クラス委員の号令で授業が終わる


あぁ、終わった