「あ、キミはさっきの」
え?
あ―――…
「さ、さっきはどうも、ありがとう」
「いーえ。こちらこそ、ネコを一緒に捜してくれてありがとう」
あたしに気づき、あたしの所にミルクティーの髪の男の子が来てくれた
もちろん、ネコも一緒に
消毒液をかぶったあと、なにをするかと思ったら
『僕のネコを捜して』
ネコちゃん捜し
「かわいいね、ネコちゃん」
毛はふわふわしててまだ小さい赤ちゃんネコ
同じ、ミルクティー色
「うん。ミシェルっていうんだ」
「ミシェルちゃんかぁ。かわいい名前だね」
指で撫でてあげると、自分の顔を擦り付けてくる
か、か、かわいい…
あたしもネコちゃん飼いたくなっちゃうよ
とろけちゃいそうなあたしに、
「ふふ。僕、直木ライアン。まだ、名前言ってなかったね。」
男の子が自己紹介を始めた。

